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執筆者の写真坂本裕尚

伊藤忠テクノソリューションズ、資源循環プラットフォーム「StateEco」を開始

更新日:9月23日

伊藤忠テクノソリューションズは、廃棄物処理の可視化を行う資源循環プラットフォーム「StateEco(ステートエコ)」の提供を開始しました。


🔳伊藤忠テクノソリューションズ(ニュース)


プラットフォーム

このプラットフォームは、廃棄物の処理状況や運搬時のCO₂排出量を可視化し、排出・収集・運搬・処理の各プロセスを効率化します。これにより、適正な処理と運搬コストの削減を図りながら、原材料としての再利用を促進します。まずは家具・インテリア業界を中心にサービスを展開していきます。


循環型社会の形成が求められる中、廃棄物の再利用促進が急務となっています。産業廃棄物の管理が煩雑化する中、「StateEco」は、製造業者と廃棄物処理業者を繋ぎ、廃棄物の処理状況や再資源化の情報を可視化します。これにより、環境負荷の低減を目指します。


さらに、伊藤忠メタルズの電子マニフェストサービス「Smart.∞(スマートアイ)」を活用し、申請業務の効率化も図ります。また、物流の合弁会社「TriValue」が廃棄物の収集・処理業者とのマッチングを進め、産業廃棄物の管理も代行します。


「StateEco」は、廃棄物のリサイクル率向上やCO₂排出量削減の定量的効果を示し、プラットフォームとしての有用性が確認されています。今後はAIを活用した経路最適化やレポート整備を進め、製造業を中心に循環型経済(CE)の推進に貢献していく考えです。

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